ネイルチップの台紙は小さな印刷物ですが、ブランド名、柄の識別、サイズ、包装内での見え方を同時に担います。ロゴ画像を渡すだけでは、印刷できる台紙の仕様にはなりません。
依頼時は、台紙に何を表示するか、何を載せないか、どの包装で使うか、何種類を何枚印刷するかを分けて伝えます。
台紙の役割を決める
台紙がディスプレイ用の土台なのか、箱の中のカードなのか、柄番号を伝える識別用なのかを決めます。透明な包装なら、チップを付けた状態で文字が隠れないか確認します。紙箱なら、外箱と台紙のどちらに商品情報を載せるかを分けます。
カタログで先に柄を選び、台紙と外箱に分ける情報を一覧にしてください。展示写真は最終印刷レイアウトの証明ではありません。
版下の依頼メモに入れる情報
- ブランド名とロゴデータ。
- 柄名または管理番号。
- 表示言語と表記。
- 形、サイズなど必ず見せたい情報。
- 販売チャネルで必要なバーコード欄。
- ブランドカラーと、変更できない部分。
- 希望する紙質、または提案してほしい項目。
- 柄・言語・バーコード違いの種類と数量。
- 完成包装の中で台紙を置く位置。
参考画像には矢印と短いメモを付け、「必須」と「相談」を分けます。参考写真に写った紙質や加工が、そのまま供給可能とは限りません。
実物の校正を見る
画面上では紙の質感、色差、小さな文字、折り曲げ、チップで隠れる範囲が分かりにくいことがあります。ブランドの見え方に関わる場合は、実物校正と完成包装を確認してください。
当社では包装・台紙の校正見本を、デザインサンプルとは別に見積もります。通常の目安は約20米ドル、送料別ですが、材質・印刷・仕様で最終費用を確認します。デザインサンプルは1柄5米ドル、送料別です。台紙・パッケージ校正チェックで、版下、紙質、色、チップを入れた状態を順番に確認できます。
表示内容は販売国のルールも確認する
使用説明や注意事項、商品表示を台紙に載せる場合、ブランド側で販売国の要件を確認します。米国ではFDAの表示要件の要約(英語)が、表示は正確で誤解を招かないことを説明しています。英国向けはGOV.UKの化粧品表示案内(英語)が、責任者、注意事項、識別情報などの確認先になります。
これらは法的な適合を保証するものではありません。説明文はお客様に作成いただき、当社は合意した印刷・包装範囲で校正します。
数量は色と同じくらい正確に
見積もりでは、総枚数、柄ごとの枚数、言語版、バーコード版、見本用、実際にセットへ入れる分を分けます。新規デザイン1柄100セットという条件は、台紙の印刷数量を自動的に決めるものではありません。既存柄のブランド台紙、新規チップデザイン、包装校正を別の作業として確認します。
校正日、ファイル名、紙質、印刷版、修正点、承認者を保存し、再注文時に同じ版を指定できるようにします。プライベートラベル初回発注ガイドでも、チップ、ブランド、包装を分けて見積もる考え方を説明しています。
柄、数量、販売国、配送先、必要な校正見本を お問い合わせまたは sales@senailglobal.comへお送りください。良い台紙は装飾が多いものではなく、印刷後・組み立て後・再注文後も情報が正しく読めるものです。